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シェアブックス スタッフが送るたわいもない日記
  • 2015.11.01 曇り

    神奈川県横須賀市 専門書 出張買取

専門書・美術書・ゲーム・CDの買取に横須賀市へと向かった。
部屋に案内されると、本とCDが平積みで置かれ、部屋の片隅には見た事がない珍しい形をしたお酒が置いてあった。
古書や状態の悪い美術書は買取する事が出来なかったが、新しい専門書も結構あったので、それなりの査定額となった。
依頼者はうちに依頼する前に古書を専門としている業者に依頼したらしいが、かなり安い査定額を出されてショックを受けたらしい。
古書の買取は確かに難しい。買取りしてもなかなか売れないからだ。
うちは古書の買取をお断りしている。
知識もないし、販売速度が遅いので在庫になってしまう。
今回、古書の買取は行わなかったが、専門書だけでその別業者の買取額をあっさり超えたようだ。
うちが高く査定をしたというよりも、その業者が安すぎたのだろう。
途中、エスプレッソを入れてくれたので美味しく頂きながら色んな話をした。
話をしていると、「お酒は飲めますか?」と依頼主。
部屋の片隅に置いてあったお酒を指さして、「あげますよ」と一言。
見るからに珍しいお酒だったので、「オークションに出品されてはどうですか?」と助言したが、やった事がない人からすると、オークションは手間がかかって大変なイメージがあるようだ。
引き取り手がなかったら捨てようと思っているとの事だったので、全て引き取る事にした。
お酒は全部古酒で依頼主の父親が海外旅行に行ってはお土産で買ってきていたらしい。
査定の了承をもらい搬出作業も終盤に差し掛かった頃に、時計も査定できますか?と定価が100万円以上する高級時計を出してきた。僕は驚いて、然るべきところで売った方が良いですよと、やんわり断った。

会社に戻ってから、引き取ってきたお酒の相場を調べる事にした。
オークションで調べたが、出てくるものと出てこないものがあるのでよく分からなかった。
価値がなさそうなお酒を1本開けてみる事にしたが、開けるとコルクがボロボロになった。
未開栓だが時間が経ちすぎているので、中身の保証が出来ない。
オークションで出品しようと考えていたがコルクの状態を目の当たりにして、万が一何かあった場合は専門外なので対応できないと思いオークションでの出品は諦めた。
となると業者に売るか、自分で飲むかの2択しかない。
僕は古酒の良さが分かる程、酒通ではない。消去法で業者に流す事にした。
そこで【古酒 買取】で検索をかけると、たくさんの買取業者が表示された。
その多さに驚いたが、とりあえず一番上に表示された業者Aに電話してみる。
お酒の名前を全部伝えると15分以内に折り返し連絡するとの事。
電話を切って直ぐに2件目の業者Bに電話すると、今度は30分以内に折り返すと言われた。
1件目の業者Aから電話がかかってきて、軽く数万円を超える査定額を伝えられて少し驚いた。
そんなにするんだと思い、相見積もりしている事を伝えたら、もし他社の査定額の方が高かったら、もう一度査定を再考するとの事。。それなら最初から上げろよと思いながらも、どうしてもこの取引を成立させたい担当者の意気込みが感じられた。業者Bの連絡を待つことなく、すかさず3件目の業者Cに電話をかける。この業者Cは電話の対応が凄く悪かったので、査定額が高くてもここには絶対売らないと決めたが、一応査定額は聞く事にした。
3件とも査定額を聞いたが、結局1件目の業者Aが一番高かった。
業者Aは他店がうちよりも高かったら再考すると言っていたので、他の店の方が高かったと言って、査定額のつり上げをする事も出来たが、同じ買取業者としてそれはやめる事にした。

おそらく自分でオークションに出品すれば、倍以上は軽くいくのだろう。
だが飲食等の出品をやった事がないので、二の足を踏んでしまった。
しかも古酒だったので、中が飲めるかどうかも分からない。
オークションに古酒を出品している業者の文言を見ていたら、『中身は確認出来ませんので飲める保障はありません』とか、『おそらく飲めるとは思いますが飲めない場合もあります』だとか、挙句の果てには『飲めるか飲めないかはご自身で判断して、もし飲んだ後に問題が生じても当方は一切責任を持ちません』とか書いてある。 
なんと無責任な出品をしているのだろう。。
保証0の他人任せでの商売は何となく僕には出来なかった。
ただ、こんなビンテージ古酒を買う人達は、おそらく飲む為に買うのではなく観賞用として購入するのだと思う。すなわちコレクターの人達なのだろう。と勝手に思ったが、このブログを書いているうちに気になってきたのでいろいろ調べてみる事にした。
瓶の容器でアルコールが10%維持されていたら、味の変化はあるかもしれないが、基本お酒は腐らないらしい。蓋のコルクが傷んでいてアルコールが抜けてしまうとお酒も腐るので飲用できなくなるらしい。
オールドボトルはコクがあって美味しいという記事もいくつかあったので、古酒を愛して飲用している人達も確かにいるようだ。
ただコレクションとして集めている人達が結構いるみたいで、やはり観賞用での需要の方が高そうだ。
だから買取業者も成立しているのだろう。
お酒は人類が存在する以前からブドウ果が微生物によりアルコールになったと推測されているという記事があった。
本やDVD等のメディアは電子化により減少していくかもしれないが、お酒の需要は人類が存在する限り無くなる事は考えにくい。
それを考えると一生商売が出来そうなお酒の買取もありかなと、、時間がある時に熟考してみます 笑
いろいろと勉強になりました。

専門書・DVD等の出張買取と宅配買取は是非シェアブックスをご利用下さい。

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おさけ
一番左のヘネシーが高かった

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