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シェアブックス スタッフが送るたわいもない日記
  • 2017.04.04 曇り

    川崎市高津区 DVDとCDの出張買取

春ですね!
毎年3月は忙しい時期なのですが、今年は例年より相当忙しかったです。
大型の買取も何件かあったので、どれを題材にするか迷いましたが、川崎市高津区でのCDとDVDの出張買取記を。

その日は朝からしとしとと冷たい雨が降っていた。
ハウスクリーニングの代表という方から、買取依頼の電話が入った。
どうやら遺品整理のようでCDとDVDが大量にあるらしい。
最低でも3千枚はあるという事なので、多めに考えて7千枚位は対応出来る数のダンボールを車に積んでいった。
現場へ到着すると、別業者の人達が家の中の不用品を片っ端から外に出していた。
その業者に指示を出して現場を仕切っていた依頼人の現場監督に挨拶をして、状況確認をしていると、原因は分からないが、その監督に雇われたと思われる不用品回収業者と監督との間に不穏な空気が流れているのを何となく感じ取った。
双方とも相当機嫌が悪く、どうやら僕等が到着する前に一悶着あったようだ。
持ち帰り査定の流れを説明していると、ご機嫌斜めの現場監督から「いいからさっさとやってくれる?」とこっちにも飛び火してきた。
僕は(え~!ただ説明しているだけなのにそんないい方ある?)と思ったが、そこは冷静に「分かりました。なるべく急いでやります」と言い残して、準備を始めた。
準備を終えていざ始めようとするが、狭い部屋に大人が6人もいて、しかも物だらけで身動きが取りづらい。
そんな状態での作業のせいなのか雇われ業者は明らかに不満そうに作業をしていた。
現場の空気はどんどん悪くなっていく一方だったが、不用品を出してしまわないと僕達もCDとDVDを積み込めない状況だったので、まずは不用品を外に出す作業を手伝う事にした。
しばらく手伝っていると、不用品の方は終わりが見えてきたが、業者と監督の関係は悪化の一途を辿っていった。
そしてついに業者の怒りが頂点に達して、監督に向かって禁断のワード「帰る」と言い放った。
そこから何だかんだあったが、結局和解する事はなく不用品業者は帰って行った。
プロなら嫌な仕事でも最後までやれよと僕は思ったが、当然声に出す事はなく、その最悪の空気の中、自分達の仕事を淡々とこなしていった。
確かにやりにくくて、時間も労力もかかる面倒な現場だった。
でも、仕事をしていたら、たまにはそんな現場にも遭遇する事もあると思う。
仕事をもらっておいて放棄するとは、仕事を選べるほど潤っている会社なのか、放棄してしまうほど癇に障る事があったのかは分からないが、僕には理解できなかった。
でもおかげさまで、人が減ってスペースが出来たので、僕達の作業は断然やり易くなった。
全身で険悪な空気を放出していた業者が帰ったおかげで、場は和み、僕等と監督は仲直りした恋人の様に見違える程良くなった。

それにしても信じられない数のCDとDVDが山積みされている。
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このCDの山がL字型に積まれていた

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でもそこからは監督とその従業員も手伝ってくれたので、2時間程で全ての物を車に積み込む事が出来た。
ダンボール50箱分。その数は何と6千枚を超えていた。
帰ってからの査定が大変である。
埃を被っているCDを掃除機で吸ってからウエスで拭いて査定をするという、通常より一手間かかる作業だったので、全て査定するのに結局1週間ほど時間がかかった。
CDのジャンルはほぼクラシックとオペラで希少価値が高い物が多かったが、未開封品の物もあれば、ダメージのあるCDも多数あった。
でもかなりの利益になるのは間違えなく、これからの出品作業が大変だが暇な夏場にでもゆっくり出品する事にしよう。

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2近所の河川敷の桜です。
それではみなさん、引き続き春を。

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