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シェアブックス スタッフが送るたわいもない日記
  • 2013.11.30 晴れ

    東京都 世田谷区 遺品整理 買取

以前ここのブログでも書いた事がある、裁判所の許可待ちしていた遺品整理買取品の許可が下りたと弁護士さんから連絡があった。
買取日からかなりの日時が経過していたのでリストを見てみると、約半年前の買取だった。
質の良い物が大量にあり、どうしても欲しい商品だっただけに、半年間この買取品を忘れる事はなかった。一度査定に行ってるので、何枚ダンボールを持っていくか等の準備も楽だった。。この時点では。。
快晴の中、快調に車を走らせ、現場に到着。
担当の弁護士さんが代わっていたので、名刺交換をしてから、作業の打ち合わせを商品が置いてある2Fで行う。2Fに上がると僕は直ぐに違和感を感じた。本がかなり増えているのだ。
僕が困惑気味の表情をしていると、女性弁護士さんが申し訳なさそうに、「お金はいらないんで、これ全部持って行って貰えると助かります」と一言。僕は一瞬驚いたが表情には出さずに「分かりました。全て引き取ります」と返答した。が、弁護士さんはまだ何かソワソワしている。僕が追加分の搬出に結構時間がかかるかもしれない事を伝えると、そんな言葉はそっちのけで「隣の部屋はご覧になりましたか?」と、はにかみ顔の弁護士さん。当然隣の部屋は見ていないので、行ってみると、大量の本・CD・DVD・ブルーレイディスク・ゲームソフト等が置いてある。ざっと見た感じ3千点程はあるだろうか。「これも全部引き取って下さい」と弁護士さん。「えっ?これ全部ですか?無料で?」と僕。
こんな事は勿論初めてだし聞いた事もない。弁護士さんによると、前回の査定額で裁判所からの許可が下りているとの事。うちが引き取らないなら別業者に依頼するか、全て廃棄処分するとの事。それを聞いて迷わず「全部引き受けます」と伝えた。
最初の2千点程の準備で来ているので、勿論ダンボールも足りないし車にも積み込みきれない。
近くのホームセンターでダンボールを購入して作業を続ける。全体の半分程搬出した時点で外に並べたダンボールの数は50を超えていた。そのうちの20箱をクロネコヤマトに集荷を依頼する事にした。と、これがトラブルの始まりのなのだが。。。
その日は全ての作業を終える事が出来ず、また来週来る事を約束して、帰路に着いた。

翌日、発送した荷物が届かない。担当のドライバーさんに聞いてもまだ届いていないという。
おかしい、そんなに遠い距離ではないので、確実に翌日には届くはずだ。
夜になっても届かなかったので、まぁ明日届くかと思っていたら、一本の電話が鳴った。
電話の相手「〇〇会社ですが、この届いたダンボールは買取でいいんですよね?」
僕は何の事だか分からずに、「え?何がですか?」
電話の相手「ダンボールが20箱程届いていますが。。。」
僕は思考を巡らせた。どうやら電話の相手は何処かの買取業者のようだ。昨日僕が送った20箱の荷物はまだ手元に届いていない。嫌な予感が脳裏をよぎる。伝票を確認してもらったら、相手も間違えに気付いたようだ。僕は「ダンボールを開けないで下さい」と頼んだが、時すでに遅し。会社の規定で全て開封したとの事だ。中身の特徴を聞くと間違いない、僕が昨日発送した物だった。何がどうなって全く別の場所へ届いたかは分からないが、僕はクロネコヤマトに確認しますと言って電話を切ろうとしたら、相手が思わぬ一言を発してきた。
買取業者「私共はこの様な商品の買取を行っていますので、今、ここにある物を買い取る事が出来ますが」
いやいやいや、買取業者なので届いた荷物の封を開ける事は理解できる。だが、間違って届いた物を売ってくれとは失礼にも程がある。僕は直ぐに電話を切ってクロネコヤマトに電話した。
女性のオペレーターにこれまでの経過を分かり易く丁寧に報告したら、折り返しかけ直すとの返答。数十分後、今度は男性から連絡が来るも、最初に僕が説明した事が何も伝わっておらず、もう一回説明すると、折り返しかけ直すとの返答。数十分後、別の男性から連絡が来たが、ここでも全く説明が伝わっておらず、遂に僕は普段では中々到達しない沸点へ達した。

過去、郵便局や佐川急便と提携してやってきた事もあったが、圧倒的にクロネコヤマトの方がサービスが良く、誤発送も少ない。一番重要な信頼感は圧倒的にヤマトに軍配が上がる。これは今でも変わらないし今後もそうだと思う。チェック体制は再確認した方がいいとは思うが、それでも人為的ミスはたまには起こると思う。それはしょうがない。ただ、そのミスが起こった後のアフターケアでその会社の資質が問われるのではないかと僕は思う。
それなりの買取額を支払って、労力と人件費もかかっており、売値も高額になると確信していたので、今回ヤマト便を送った際に高めの保険をかけていた。商品が紛失したわけではないが、既に第三者が開封している。しかも物の価値が分かる同業者が。こんな事は想像もしていなかったので、箱に詰めた商品のリスト等は存在しない。
善良な業者だと思うので商品を抜き取るという様な事は考えられないが、物によっては高額なレア商品もあり、こちらも何が入っていたか確認出来ない以上、はい、そうですか。では荷物を戻して下さいと、簡単には言えない。
いつもの様に荷物が送られてきて、いつもの様に開封しただけの買取業者に対して、僕にこの様な疑念を抱かせたクロネコヤマトの罪は決して軽くはない。
以上の理由で保険での保証を求めた。
数日後、荷受けの時点で物のリストが記載されていないので、保証は難しいという返答が来た。
僕は発送時保険をかける時に何の説明も受けていない。大体の総額を聞かれ、その分の保険をかけただけだ。事前に説明を受けていたら、勿論商品数等は記載するが、その説明が無かったのは明らかにヤマトの落ち度だ。後出しでリストがないから保険が効かないとか、いちユーザーに対して如何なものか。
こちらには何一つ非はない。僕は正論を引っ提げてヤマト運輸に抗議をしてきた。ヤマト側も荷受け時に保険の説明をしなかった事と、あってはならない誤発送の事実を認め、謝罪の意を示してきた。しかし、保証に関しては難しいという。ヤマトの方針が決定しているので、これ以上いくら抗議しても、蟻が象に抗議している様なもので無駄な抵抗である。
・今回ミスをした隣地区担当のドライバーさんが菓子折りを持って謝罪にきた事。
・今回の送料と保険料は返却するとの事。
・弊社担当チームとは良好な関係を築けていて、毎日大変お世話になっている事。
以上を踏まえて、センター長とかいう偉い人に完全には納得していないが、という事を伝えて、ここら辺で幕引きをする事にした。

個人の電話番号・住所・名前が記載されてある箱を、全く関係ない第三者が開封して中を見ている。この個人情報漏れの事実に関して再三問い合わせてきましたが、結局最後まで明確な返答はもらえませんでした。
こうなった以上、このような場で事実を記すことが僕に出来る精一杯の抵抗であり、納得できなかった分は、ここで出来るだけ詳細を記載して消化する事にしました。
Web上で商売している以上、物流とは切っても切れない関係です。
日本の物流は圧倒的に世界一だと思いますが、更なる向上を期待したいです。

話変えます。

地元九州の友人が遊びに来たので、品川プリンスホテルに『LE NOIR ルノア ~ダークシルク~』を見に行く事にした。大人のシルクドソレイユだ。
以前、代々木で「シルクドソレイユ コルテオ」を観に行った事がある。規模がとても大きくファンタジーな空間は楽しめたが、ステージとの距離が遠く、迫力という点では物足りなかった。このルノアはステージから最前列までは1メートルしか離れておらず、僕らの席は6列目だった。こんな近くで圧倒的なパフォーマンスが観れるとは思ってもいなかった。
衣装が奇抜で肌の露出が多いが、下品な感じではない。
妖艶でシックな空間はとても刺激的で、僕の脳を活性化させるには充分過ぎる程だった。
家族で観に行くのはお勧め出来ないが、普通のシルクドソレイユでは物足りないという人には是非観に行ってもらいたい。
エンディングを終え、外に出た熊本人一行はかなりの勢いで興奮していた。
その日はハイテンションで街に繰り出し、朝まで楽しんだのは言うまでもない。

\'ルノア\'


東京モーターショー2013に行ってきたので、写真載せます。
※写真をクリックしたら拡大できます。

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