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シェアブックス スタッフが送るたわいもない日記
※写真をクリックすれば、拡大出来ます。

今年も、約束の日と銘打たれている新春登山に参加するべく、正月休みを利用して熊本に帰省した。
去年は8回目と記載したが、初期メンバーに今年は何回目だ?と尋ねると、皆首を捻りながら異なる回数を言ってくる。10年位登っているから、正確な年数は分からなくなっているのだろう。アホな奴らだ。

朝5時に起床して、集合場所である、去年のMVP清水宅へ向かう。
6時に集合だったが、皆遅れずに集まった。時間厳守が苦手な県民性だと思っていたが、毎年この約束の日は誰一人遅れる者はいない。
今年は阿蘇五岳のひとつ高岳(1,592m)の頂きを目指す。日ノ尾峠から登るルートで、経験者から話を聞くと、そこまで難易度が高いルートではなさそうだ。
車中
車中では久しぶりに再会した友人達と会話が弾む。この車中での会話も毎回楽しみにしている。懐かしいニルヴァーナを聴きながら、窓から外の景色を眺めていると、2012年夏に発生した、土砂崩れの爪痕が所々に見て取れた。

土砂崩れ


土砂崩れ2
いくつもの木がなぎ倒され、被害の大きさを物語っていた。

スタート
08:01 登山開始

スタート2
男7・女3の総勢10名。皆、元気に一斉スタート。

登り序盤
凛とした朝の山。身も心も引き締る。

高岳
下からの高岳。あの頂きを目指す。
空は明るんできたが、日陰は冷えびえとしている。

太陽
寒く冴えわたった山の空気。
太陽の恩恵を受け、生命力に溢れる自分がいる。
今年も調子は良さそうだ。

太陽2
林道の木々の隙間から陽光が洩れ、明るい光が僕らを包み込む。

陽の光
早朝の陽の光がさんさんと注いでいる。とても綺麗だ。

藪
鬱蒼とした藪の中を登っていく。枝葉が顔にあたり、かなりのストレスを感じた。

1
空は青く澄み渡り、ゆっくりとした柔らかな時間が流れている。
自分が、いち生物種である事を再確認させられる。

登り


2


根子岳
圧倒的な威容を誇る根子岳。

登り
後方から見ていると蟻の行進のようだ。

4
強い口調で、このシーンを撮ってブログに載せろといわれたので、、、実はtake2です。。。

尾根
振り返って下を見てみると、登ってきた尾根がはっきりと分かる。大分登ってきた。
ここから先は深めの積雪が見られる。

滑る
福田が滑ったところを建さんナイスキャッチ。
「夏に登った時はそんなに難しいルートではなかった」という情報を聞いていたが、所々に難所もあり、結構ハードである。やはり夏と冬では山の様相はガラリと変わる。

雪深
雪が深くなってきた。

埋もれる
ディフェンディングチャンピオンの清水さん。雪に埋もれ、連覇へのフラグが立つ。

埋もれる2
足もずっぽり。連覇へ向けて盤石の体制。

埋もれる3
悪戦苦闘の末、復活! で、この雄叫びw 
はい、これで今年もMVP確定。向かうところ敵なし。
来年も獲得したら、殿堂入りにします。

5
結構な傾斜で。登るのが大変だった。

雪深
進むたびに雪が深さを増していく。自称リーダーの蒲池が先頭を切って登る。

雪深3
人生の9割方はふざけているという噂の自称リーダーだが、一番きついラッセルはほぼ一人でやっていた。疲労感は一番あっただろう。

立ち入り禁止


けいこく
どうやら登ってきたルートは通行出来なかったようだ。
どうりで人が通った形跡が無かった訳だ。
この看板は登山口に設置した方がいいと思う。

3


1
長崎から初参戦の、きゅーちゃん(中央)

集合
集合写真。左上から蒲池、清水、建、クロ、てっちゃん、Q
左下から福田、長谷川、かちゃん、僕

.
雪とガスが混然とし、辺りはくすんだ白に包まれ、しばらく遠ざかっていた自然の息吹を全身で体感していた。
好奇心・恐怖心・緊張感・高揚感・孤独感・無力感・充実感。複雑に絡み合った感覚が五感を強烈に刺激する。この感覚は嫌いではない。

天狗の舞台
天狗の舞台

つらら
つらら。普段の生活では中々目にする事が無い。 

がす
ガスで咳き込む者も出てきた。視界も悪く、これ以上進むのは無理だと判断して、高岳の頂上まであと僅かというところで登頂を断念し、引き返す事にした。

下山
ふむ、下山も大変そうだ。

下山開始


下山
足取り軽く、順調に降る。

根子岳
爽快感が半端ではない。

ガス
昼食のカップラーメンのお湯を沸かす。

?


??

!?

もし遭難したら、この自称リーダ抜きで話し合おうと、そう心に決めた。。
こんな自称リーダーだが、阿蘇山の地形・雑学は抜きんでている。(その情報の正誤は確認取れていないが)僕らの登山は岩壁にハーケンを打って登るとか、そんなハードなものではない。久しぶりに集まった仲間達と談笑しながら、無理をせずに安全にゆっくり登るスタイルだ。そんな登山だからこそエンターテイメント要素が面白い。

下山


2
みんなスッキリとした良い笑顔だ。

さくら


3
あぁ、今年の約束の日も終わりを迎えようとしている。

集合2
15:20 無事に下山してセルフタイマーで集合写真を撮ろうとしていたら、まだ降りてきていなかった僕に気づき、皆の目線がこんな事にw
頂上まで行けなかったのは少し残念だが、登頂したかどうかは問題ではない。
1年に1回会うか会わないかの友達と、澄みわたった最高の空気の中、近況報告をしながら、一歩一歩山を登る。僕もそうだが、皆それぞれが良い事も嫌な事も含めて色んな思いを持っているだろう。だが少なくとも山に登っている間は、それを忘れさせてくれる。僕は山に登る度に、自然からも友人達からも刺激を受け、日常の活力になっている。その刺激を、うまく自分の成長に変換して、今年もより一層頑張りたい。
今年の約束の日も、僕の胸の奥深くに、きっと留まる事になるだろう。

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2014年もよろしくお願い致します。

小野田さん、ご冥福をお祈り致します。
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