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シェアブックス スタッフが送るたわいもない日記
友達がお見舞いで本を送ってきてくれた。
「本は、これから」
本に強く携わっている人達が、タイトル通り、本のこれからを様々な視点で綴っているエッセイ集。
当然だが、それぞれが千差万別で、3年程前の本だが読んでいて非常に面白かった。
全体的には紙擁護派が多い様に感じた。僕もまぁその部類だが、紙で育ってきた世代からすると紙の本が無くなるとは到底思えないらしい。
本の中で出久根達郎氏が「これは大抵の品に言えることだが、私はコレクションの対象にならない物は、流行しないと見ている。」という文面には共感した。
もちろん、電子書籍がこの勢いのまま躍進して定着していくだろうという見解も多く見られた。
誰かの章で「ランプが電化され、石炭が石油に、写真はフィルムからデジタルへと移行するのを私達は見てきた」と書いてあった。
時間が流れている以上、進化は当然で、紙というメディアが電子というメディアに変化する事はごく自然な流れなのかもしれない。それが進化かどうかは今のところ分からないが。
もしかすると一時的なものかもしれないし、これから何千年も席巻するメディアになるかは誰にも分からない。
僕はまだ電子書籍を所有していない。なぜかというとまだ必要に迫られてないから。
本を読むだけではなく、いろんな事が出来て便利そうだから、端末は近いうちに買うかもしれない。
だが本を読むなら紙の方がいい。
僕は本を買取ってきて販売するという、電子書籍の出現で直接打撃を受ける仕事をしている。職業上、紙の本が無くなっては困るのだが、今現在では買取・販売共に電子書籍の影響は全くないと言っていいだろう。
いずれは殆どの紙の本が電子書籍に移行していくかもしれないが、変化するスピードは思っていたより早くないかもしれない。
変化によって、職自体を失う人が出てくる一方、新しい職と雇用が生まれる。
変化を拒むのではなく、むしろ歓迎して、その流れに乗るように努力すれば、また新たな道が開けてくる様な気がする。
多種多様な人達が議論しているこの話題。
紙の本が残るかどうかは僕には分からないが、出来る事ならば残ってほしいというのが本音だ。
シェアブックスも常に時代の流れを客観視し、臨機応変に対応していく必要があると思う。
信念はぶれずに持って、システムは柔軟に変化させていきたい。
いずれにせよ、この職業はそういった変化を敏感に感じ取れると思うので、電子の圧が強まりだし、商売に影響が出始めたら、またここで報告したいと思う。

という事でホームページと買取システムを少し変更してみました。

ホームページはTOPページのヘッダーを変更して、出張買取と宅配買取の流れを追加した。
あとはちょこちょことしたカラーリングや文言等の変更だが、これは毎日ホームページを見ている僕にしか分からない程度で、いわば自己満足の世界だ。
一番の大きな変更は宅配買取と出張買取の持ち帰り査定で、お客様がキャンセルを希望した時に、今迄なら送料はお客様負担での着払いで返送していたが、これを弊社負担での返送に変更した。
返送料金をお客様負担にしているのは、お客様にとっては査定額に不満があったにせよ了承せざる得ない状況があった。
自分でシステムを作っといてあれだが、優位性が買い取る側にあったので、売る側が優位にたてるように改善した。
変更するにあたって他店のシステムを調べたが、殆どがお客様負担での返送になっていた。
あのブックオフまでもがそうなので、もしかすると送料・返送料どちらも買い取り側が持つというのは商売として成り立たないのかもしれない。
だが僕はその部分に違和感を感じ始めたので、変更する決心をした。
変更のせいで赤字が出て成り立たない様になるのであれば、本末転倒なので戻すかもしれないが、しばらくは自分を信じてこの方針でいこうと思う。

生き残る種とは、最も強いものではない。
最も知的なものでもない。
それは、変化に最もよく適応したものである。

by チャールズ・ダーウィン

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