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シェアブックス スタッフが送るたわいもない日記
シェアブックス開業当初は殆ど本の買取しか無かったので、DVDやゲームの買取が増えるように、ホームページを改良していった結果、DVD・マンガ・ゲーム・CDの買取は思惑通り増加したが、本(主に専門書)の買取は逆に若干少なくなってきた。
これは一応、経営戦略なので仕方ないのだが、専門書は得意ジャンルなだけに、買取が減ってきた事は非常に残念だ。
解決策はホームページ内に専門書専用のページを作るか、全く別サイトでシェアブックス専門書ホームページを作るかだと思うが、今度ホームページ管理者に相談してみよう。

そんな中、今月半ばに北区にあるお寺から4000冊程の本の買取依頼が入った。
現場に到着し敷地内に入ると、神聖なお寺なので少し緊張する。
インターホンを押すと、依頼主の住職と奥さんが揃って出迎えてくれた。
早速、本が置いてある部屋に案内してもらう。
20冊ずつ程の平積みで部屋一面に本が並べてある。
ざっと見渡すと、専門書や新しい本もあったが、ヤケや汚れがひどい物も多く見受けられた。
住職に買い取れない本もかなりあるという事を伝えてから査定に入る。
お寺関係の本や仏教本等の専門書が多く、珍しい本もたくさんあった。
価値が高そうな本がいっぱいあったが、勿体ない事に劣化がかなり激しかったので、査定開始から10分も経たないうちに、おそらく半分程しか買取出来ないだろうと悟った。
しかし半分といってもかなりの数なので、途中でダンボールが足りなくなり、門の前に停めてある車に取りに戻った。
すると正午を過ぎたあたりだった。体に何か違和感を感じたと思った瞬間に大きな縦揺れに襲われた。
僕は重心を低くし身構え、周りを確認した。
僕の数メートル先には買い物袋を下げているおばさんと、杖代わりに手押し車を押していた腰の曲がったおばあちゃんがいたが、その場を動けないでいた。
大きい地震がくると、みんな3.11が脳裏をよぎるのだろう。
不安そうな表情をしていたので、ひと声かけにいくと、何度も頭を下げられお礼を言われた。声をかけて寄ってきてくれたのが嬉しかったらしい。
3年前のあの地震の話を、ひょんな縁から全く関係性のない3人でしばし語り合った。
お寺から奥さんが出てきて、震源は茨城で東京は震度4らしいと教えてくれた。
でも、どういうわけか、お寺なので何故か安心する。
地震で仕事が中断したが、気を取り直して査定を再開させた。
そんな事もあり、住職も時折状況を見に来て、世間話をしながら査定を進めていく。
先代の住職が亡くなったので、本の整理をしているとの事と地下の書庫には、まだ10万冊程保管してあると聞いた。
しかしこの住職は人柄もよく本当に気持ちの良い人だ。
温和な表情で、はきはきと話し、声がよく通る。まさしく住職だ。
結局全体の半分も買取する事は出来なかったが、買取ができた分の査定額には満足してもらえた。
久しぶりに良質な専門書なので、出品が楽しみである。
DVD・マンガ・ゲーム・CDだけではなく、本・専門書の買取も同時に増やしていく戦略を練っていこうと思った、そんな秋の一日だった。

もうひとついきます。

BOOKOFFとヤフーオークション(以下ヤフオク)が業務提携をしてヤフOFFなるものが渋谷に出現した。
これをニュースで見た瞬間は、胸のざわつきがしばらく収まらなかった。
これは、都内の買取業者にとっては、寝耳に水ではないだろうか。
大手以外の業者は、店舗販売以外にAmazonやヤフオク等で販売する事を計算して、査定額を決定していると思う。なので、うちも含めて大手よりも高く買い取る業者が多く、少しでも高く売りたいお客さんは大手を避けていた。
だが、さすがはブックオフ。長年空いていたそこの隙間を埋めにきた。

ヤフOFFの詳細を調べてみた。
5千円未満で2千円の手数料。5千円~1万円で落札額の45%、1万1円~5万で35%、5万1円以上で25%… これは高い。でもこれを見て少し安心した。
この手数料で売る人はいるのか? いや、まあ、いるのはいるだろう。パソコンが得意じゃない人は利用するだろう。
だが、まだ渋谷一店舗である事と手数料が高い等で爆発的にヤフOFFが広まる事はないと推測する。
そもそも自分で店舗に持っていけない程の数を所有しているお客さんは、出張で買取に来てくれる業者を選ぶ。シェアブックスのヤフオク出品は主に全巻セットのマンガだが、出張買取一件あたりのマンガの買取平均数は軽く100冊を超える。これを自分で持っていくとは思えない。
ブランド品のバッグとかレアなフィギュア等、自分で持って行けて高額で売れる商品はヤフOFFに流れるかもしれないが、もしそうなら、うちはあまり被害はなさそうだ。
ヤフOFFの店舗が各地に広がり、手数料が安く改正され、出張サービスが出来たら、とてもじゃないが太刀打ち出来ないが、今のところ一番の被害者は渋谷近辺のヤフオク代行業者とブランド品買取業者ぐらいか。
どちらにしても、僕はこのヤフOFFの試みは面白いと思うし、さすがだなと思った。
ヤフOFFが成功して世間を席巻しだせば、それをモデルに手数料を安くし、出張サービスを追加して対抗する業者も出てくるだろう。
2013年度の売上が大幅減のブックオフが起死回生の一手を打ってきたので、そこに関連がある業者は注視していく必要があると思う。流れ次第では変化が必要になってくるだろう。
まあ、とりあえずは静観です!

ということで、本・専門書・DVD・ブルーレイディスク・ゲーム・CD等の出張買取と宅配買取は是非、シェアブックスをご利用下さい!

ゴールドクレスト
ゴールドクレスト
大きくなってきました
ホームページ(以下HP)で電話番号を公開している以上、出張買取の申込み以外でも、いろんな電話がかかってくる。
買取以外でかかってくるのは、主にHPの検索UPに関する営業だが、自分達でSEO対策(検索エンジン最適化・このブログもSEO対策の一種)を行っていて、現状ではHP経由の集客に満足している為、この類の営業は話も聞かずに断っている。(今後、規模を拡大したら考慮するかもしれないが)
そんな中、楽天市場の店舗開発部から営業電話がかかってきた。
楽天からの電話は初めてだったので、話を聞いてみる事にした。
「Amazonで本・DVD・ゲーム・CD等の出品をされていると思いますが、現状に満足されていますか?」という切り口で入ってきた。
Amazonでは出品者の出品数・出品物・出品価格・評価等の一覧を誰でも見る事が出来る。
おそらくそれらを見て、ある程度の計算をして連絡してきたのだろう。Amazonでの月間売上を大体言いあてられた。
Amazonの出品者は、ほぼ全員だと思うが手数料の高さに不満を持っている。
逆に楽天は手数料が安く、そこを前面に押し出して営業してきた。
早い話が、「Amazonでの販売をやめて楽天に移りませんか?」という事だ。
今迄も楽天での販売を考えた事はもちろんあったが、考えるだけで実際に行動に移す事はなかった。
何故かというと、現状Amazonでうまくいっているからである。売上も利益も、まぁ普通にある。
それは楽天の方が手数料は圧倒的に安いので、同じ販売スピードなら楽天にしたほうがいいに決まっているが、楽天における本・DVD・ゲーム等のマーケットがどの程度のものなのか、いまいち把握出来ていない。
逆に言えば、その部分だけがネックであり、そこがAmazonとあまり変わらないようであれば、楽天に移った方がいいと思っている。
そういった詳細を知りたかったのと楽天自体に興味があったのもあり、その電話で勧められた予約制のセミナーへ一度参加してみる事にした。

らくてん

らくてん2
品川区の楽天本社に到着すると、1階で受付をすませ楽天大学教室へ案内された。
参加者は僕達を含めて20人程だ。
頭脳明晰そうな女性が、聞き心地の良い声のトーンで淡々と説明していく。
1時間の講義で、楽天と他社との売上の比較や楽天という会社がいかに伸びているかという内容が主だった。
僕の感想はというと、このセミナーに行けば、楽天で店舗を出せば成功間違いなしと思い込む人は多いだろうなと思った。
デメリットを一切言わずにメリットだけを延々と説く。
今から店舗を出そうと思っている人にネガティブなイメージを与えたくないのは分かるが、僕としては楽天の弱い部分も説明してもらった方が信頼感が出たと思う。
講義が終わると各担当者と個人面談があったが、僕達は時間がなかったので名刺だけを交換し、少しだけ気になる事を担当者に聞くと、早々とその場を離れた。
結果、このセミナーでは楽天における本・DVD・ゲーム・CD等のマーケット状況を知る事が出来なかった。 まぁ、それはそうだろう。Amazonから移行した人の生の声を聞けるならまだしも、楽天側の人からいくらデータを出されても、僕の性格上それを鵜呑みには出来ない。
どちらにしても、販売スピード等の正確な詳細を知る為には、実際に楽天で出品してデータを取る以外方法はないだろう。
後日、改めて担当者から電話がかかってきたが、楽天に興味はあるが今のところ移行する意思がない事を伝えた。
シェアブックスの全体売上の7割はAmazonであるが為、やはり慎重になるのはしょうがない。
楽天で販売するにしても、しばらくはAmazonとの併用で様子を見る事になると思う。
だが本・DVD・ゲーム等の販売は、やはり現時点ではAmazonに軍配が上がると思う。
手数料は理不尽と思える程高いが、とにかく売れる。
やはり売れる事が大前提であり、手数料は二の次になる。
楽天がAmazon程の市場になったら喜んで乗り換えるが、そうなった時には手数料も変わらなくなっているのではないかとも思う。
ただ、こういった引き抜き活動をどんどん行ってもらって、この市場で楽天がAmazonと競合するようになれば、僕等もチョイスが増えるので大歓迎である。
今回書いた内容は、あくまでも本やDVDの話であり、他の全く別商材を扱うなら、楽天で店舗を出してみたいと思ったのも事実である。何か別の面白い商材を見つけたら楽天でチャレンジしてみようと思う。

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【自分の情熱を本当に注ぐことができる仕事を興し、それが顧客に大きな価値を提供できるものならば、成功への道は開かれている。】

【失敗しても後悔しないのはわかっていた。しかし、試さなかったら後悔していただろう。】

【できるだけ長い間『正しい』状態でいるための唯一の方法は、自分が心変わりすることを喜んで受け入れることだ。】

【インターネット業界の変化は速く、競合他社の動きや技術を中心に考えるとすぐに戦略の見直しを迫られることになる。しかし、顧客を中心にすれば長期的な戦略が立てられる。】

Amazon創業者 ジェフ・ベゾス
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【常識で考えることがいかに不合理かを肝に銘じよう。常識とは多数派の理論にすぎない。】

【大事なのは現実を直視すること。つまずいたら出直せばいい。そういうダイナミズムがなければ、この時代は生き抜いていけないと僕は思う。】

【「本当にその方法論が効率的なのか、それが必要なのか」いつもそのことを考え続ける姿勢が必要なのだ。】

【ビジネスで成功するかどうかのカギは、結局のところ、仕事を人生最大の遊びにできるかどうかだ。】

楽天創業者 三木谷浩史
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本・ブルーレイディスク・DVD・ゲーム・CD等の出張買取と宅配買取は、是非シェアブックスをご利用下さい!

たまがわ
昨日の多摩川河川敷
毎日暑いですね。
まさしく夏ですね。
軽く夏バテ気味です。

最近、弁護士さんからの依頼がたまに来るようになった。
取り敢えず見積もりをして、後日裁判所の許可が下りたら買取をするという流れだ。
今回は横浜市の中区にある弁護士事務所から出張買取の依頼が来た。
早速事務所へ行き挨拶を済ませると、会議室に通された。
大小のダンボールが20箱程置いてある。
話を聞くと、置いてある物は第三者の持ち物で、持ち主は現在破産手続きの申請中らしい。
ダンボールの中身は本・DVD・ブルーレイディスク・ゲーム・フィギュアでほとんど新品だった。
査定をしていく中、見覚えのあるラベルがほぼ全ての商品に貼ってあった。
そう、AmazonのFBAを利用する時に、出品者が出荷商品に貼らなければいけないラベルだ。
どうやらこの持ち主はAmazonの出品者で、商品を見て、同業者だと推測出来た。
破産手続き中の同業者の商品を買取する。。なにか複雑な気分だ。
でも何故だろう。こんなに単価が安く、リスクが低い商売で破産する事があるのだろうか?
店舗側が経営不振に陥ったのか、まぁ、何かしらの理由はあるのだろう。
うちも相当数の在庫を抱えている。それらは資産であり、もし経営が逼迫すれば、それらの在庫を手放す事もあるかもしれない。その時は他業者に流す限り、あってないような値段で買い叩かれる事は容易に想像できる。
査定も終了し、弁護士さんに明細書を渡すと、「この査定額なら、おそらく許可が下りると思いますので、御社にお願いする事になると思います」と言われ、ホッと一安心した。
数日後に買取をお願いしたいとの連絡が来て、無事に終了した。

この仕事をしていると、遺品整理・お店や会社の廃業整理・今回の様な破産手続き等、やむを得ず商品を手放すという状況の買取も少なからずある。
微妙な空気間の中での買取だが、僕は意義のある買取だと思っている。
資産としてみなされている本やDVD。その商品たちは一歩間違えると表に出る事なく時間と共に劣化していく。そういった商品を眠らせておかないで、僕達が新しい命を吹き込み、新しいオーナーの元へと送り出す。いわば中継地点だが、重要な役目だろう。これからも誇りを持って頑張っていきたい。

さて、日本代表の監督に就任したハビエル・アギーレ。
オサスナでリーガ・エスパニョーラ4位に入り、一躍評価が上がったようだが、ここ最近は成果を上げていないようだ。
頑固だの守備的だのの記事をよく見かけ、就任早々から懐疑の目で見られているような気がする。
だが、まだこの段階で批評するのは不公平であり、アギーレ監督に決まった限り、この監督を信じ、これからの動向を注視して全力で応援していきたい。
W杯で散々だった日本をどう立て直すか、お手並み拝見といき、どういったサッカーを披露してくれるのか非常に楽しみだ。

それでは皆さん、暑さに負けずに夏を楽しみましょー!

本・ブルーレイディスク・DVD・CD・ゲームソフト・マンガ等の出張買取と宅配買取は是非シェアブックスにお売り下さい!

たまがわ
多摩川河川敷

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